IC21のブログ

2021/02/12

実例に見る!内覧者にピンとくるデザイン ~賃貸リフォームデザインのポイント~「表層リフォームでターゲットを絞り込む」メンズラグジュアリー”大人の男の上質“ 続編 ~後篇


IC21のKobayashiです。

今回は賃貸リフォームのデザインのポイント紹介シリーズ、

「表層リフォームでターゲットを絞り込む続編」の後編です。

物件のコンセプトは引き続き

“「メンズラグジュアリー~大人の男の上質」 ”

物件の販売促進についてお伝えします。

[Step4] 販売促進を考える

今回のオーナーは、不動産業も営まれており、

空室改善=販売促進の重要性も熟知されています。

内装のセレクトを確認していただくための3Dパースを

工事中から宣伝物として使えないだろうか? 

というお話をいただいていました。

もちろん具体的な寸法があれば

実際にかなり近いものを作成できますし、

事前告知に使えるようなキャッチコピーで、

物件の(内装)のアピールをしていくことも

お薦めしました。

3Dイメージパースを利用して入居前から販売促進
3Dイメージパースを利用して入居前から販売促進

工事中からの、そういった販売促進活動によって、

空室期間を短縮できるだけでなく、

オーナーとお客様のこだわりが合致しやすく、

入居後も長く住んでもらえる可能性が高くなるでしょう。


内装の魅力を伝える以外にも、

家具配置が難しそうな物件などは、

3Dパースによって

「この空間は、こんな風に使えるんだ!」

という気づきにもつなぎつながるので、

工事完了後の物件に、

オーナーからのコメントと共に置いておくなどすれば、

仲介業者の案内がスムーズで、

且つ力を入れてくれるという利点もあるようです。

工事後:光沢のあるクロス&石目床材でホテルライクに
工事後:光沢のあるクロス&石目床材でホテルライクに

[まとめ]

今回のように、

1LDKの表装替えだけとはいっても、

ターゲットやコンセプトをしっかり考えながら

自信を持ってリフォームデザイン

落とし込んでいっていただけると、

ターゲット=内覧者=入居者=長く住んでいただける…

という流れがスムーズになることと思います。


◆◆◆

次回はこの物件の「魅せるポイント」や、オーナー様の声をお伝えします。