すぐ使える!賃貸だからできるミセ方、ツクリ方「デメリットもメリットにできる~凹凸・段差の間取り~」後編
●凸凹な梁や柱は、デザインになる 古い物件では何故こんなところに柱が?!と思うような場所にあったりしますよね。梁もしかり。暮らすことをイメージして建てたのだろうか?と疑いたくなる物件もあったりします。家具が置きにくかったり、圧迫感があったりと、どうやって暮したらいいのだろう?と入居者が思ってしまう物件は、やはり空室になりがちですし、入居しても長く住んではく…
●凸凹な梁や柱は、デザインになる 古い物件では何故こんなところに柱が?!と思うような場所にあったりしますよね。梁もしかり。暮らすことをイメージして建てたのだろうか?と疑いたくなる物件もあったりします。家具が置きにくかったり、圧迫感があったりと、どうやって暮したらいいのだろう?と入居者が思ってしまう物件は、やはり空室になりがちですし、入居しても長く住んではく…
賃貸オーナーにとって、どんな賃貸をつくるかはいつも頭を悩ませるところだと思います。最近では、賃貸入居者のニーズも様々になり、所有する物件でどこまでそのニーズに応えらえるか、どのように“ミセル”かが、入居者退去時のリフォーム・リノベーション時のポイントになっています。しかし、今のニーズに合っていない古い物件であればあるほど、賃料が下がってしまい、退去後…
「フォーカルポイントの壁でインテリアイメージを伝える」 インテリアの世界でフォーカルポイントとは、ある空間に入った際に視線が集中する場所のことを指します。 リビングであれば、TVボードを置くことが想定される壁面がフォーカルポイントに当たるでしょう。その壁に向かってTVを見たり、お茶を飲んだり出来るように家具がレイアウトされるので、視線が集中し…
第2回「壁に色は当たり前」 賃貸物件を魅力的に見せる手段として、壁の一面にアクセントクロスを貼るという方法があります。内覧者がお部屋に入った瞬間に、一番に視界に入ってくるのが壁面です。その壁面に色がついていることでインパクトを与え、物件を印象付けるには、効果的な手段となっています。しかし、この手法も既に一般化してきており、入居者が自分好みのアクセントクロス…
ありのまま戦略その3 オーナーも、入居者も自由にDIY 大手賃貸会社が有名女優を使い壁に象の絵を描いたりしているCMをご覧になったことがあるのではないでしょうか。発想としては私たちがずっと以前からご提案してきたものですがなかなか浸透しない手法です。 「ワタシの所有物だから大事に使ってね」という古いオーナーの考え方は捨て「住む人に合わせ自由に変え…
お部屋を広く見せるコツ 次にお部屋を広く見せるには家具をコンパクトにする事は基本ですが、それ以外にもコツがあるので、3つのポイントにまとめました。 「高さのある家具は置かない」 リビングダイニングになるお部屋には、ダイニングチェアやソファの背もたれの低い物を選ぶ事が重要です。デザインによっては背もたれの高い家具のほうが、高級感が…
賃貸経営する中で、駅から遠い等条件の悪い物件や、狭い物件はどうしてもでてきてしまいます。そのような物件でも、お部屋の家具を上手にレイアウトする事で、借りる側も生活のイメージがしやすくなり、契約に至る確率が上がってきます。 また条件の悪い物件は、例えば家具付賃貸で付加価値をつけ貸し出す事で、オンリーワンの魅力ある物件に変える事ができるでしょう。狭い物件は…
壁面ディスプレイは部屋の一面のみに 最後に居室です。賃貸物件は原状回復をして退出するのが基本ですので、初めから壁に棚やフック等がついているととても重宝します。しかしながら、単に棚やフックをつければいいというものではありません。棚やフックが付いている場所が悪いと、逆に部屋が使いづらくなるケースがあるので注意が必要です。ワンルームは特に部屋の入口・収納の位…
快適な住み心地が想像できる部屋に デザインリフォームをするにあたって、壁紙・床材・天井のデザインの良さだけではまだまだ入居者にとってはアピール不足です。小物・アクセサリーで更なる部屋の良さ・住みやすさをアピールすることが必要です。 住んでみたいと思わせるには住み心地の良さを想像できなくてはいけません。そこで、朝起きて、夜寝るまでの生活の中であると…
■洗濯物を掛けないで! デザインリフォームでカーテンを付けた時には必ず考えておいてほしいことがあります。それは洗濯物の室内干しについて。 雨の続く時期は室内干しをしますよね。女性の場合は、天気にかかわらず外には干さないという人も。そこにしか掛けるところがないから、という理由でカーテンレールに洗濯物を掛けるという方は少なくはありません。湿った洗濯物…
新生活になくてはならないもの。家具や寝具はもちろんですが、カーテンも必需品リストの上位に入る重要なアイテムです。引っ越しまでの慌ただしい数日に間に合わせで買った入居者から、後悔する声を聴くこともしばしば。 カーテンは必需品でありながら、部屋のインテリアイメージを左右するキーアイテム。上手に利用することが空室の成約につながる秘訣です。 …
今回は、前回に続き照明に関するお話です。 次に、必要な照度を考えましょう。JISでは「照度基準」が設けられています。照度基準とあわせて、参考までに各室によく使用される器具の種類を挙げました。照度は、数字だけではなかなか分かり難いのが正直なところです。部屋全体の明るさが必要なのは食堂、書斎、子供部屋、洗面室で、その他の部屋では、部屋全体の明るさを…
入居者が引越しをして新しい暮らしを始めるために、まず必要と言われているもの3点は、ガス台、照明器具、カーテンです。つい数年前までは、入居したその日に、いろいろと寸法を測ってまず買出しに行かなければなりませんでしたが、最近はこれらがすでに付いている物件をよく見かけます。IH加熱器の普及にともなって、ビルトインのガス台を設置している物件が増えました。 …
今回は前回に続き、お部屋全体の印象を決める、玄関・廊下のお話です。 4.テーマを設けてドラマチックに演出 玄関のドアを開けてすぐキッチン。そんな間取りの物件も多いと思います。できればそうでないのが良いのですが、そうなっている場合には、キッチンを色で魅力的に見せてみてはどうでしょうか?人は最初の数秒で印象をキャッチするといわれていますので、…
賃貸住宅経営の未来は競争が激しく空室率がアップする傾向にあり、賃貸住宅が借り手に選ばれる時代となってきています。建物が老朽化して募集しても入居がない。家賃を下げるなど試みても、厳しい。中途半端な部分修繕に資金投入しても効果はなく、更に老朽が進み空室が増えてしまうといった悪循環に陥ってしまいがちです。 大事なのは、入居者の視点に立ってインテリアを…