IC21のブログ

2025/09/17

決め手のキッチン 1Kの通路キッチン 

前回同様に単身者向け賃貸住宅に多い間取りの1K。

近年多いのは、廊下のようでありつつ・・・・・ キッチンスペース、UB、トイレなどの出入口になっている配置ではないでしょうか。

この場合、玄関ドアを開けたらすぐ住設が丸見え! 

重要なことに!通路を兼ねている! こうなったら、圧迫感と生活感をできるだけ軽減したいですね。

通路というと、人ひとり通る幅は最低60cmと言われますが、居室のドア幅、水廻りのドアの開け閉め、キッチン扉や冷蔵庫を開けた時の使い勝手を考えると、せめて70cmぐらいは欲しいものです。

通路に沿ったキッチンの場合は特に、通常のシステムキッチンより奥行にして5~10cm小さいミニキッチンやセパレートキッチンがおすすめです。

中でもミニキッチンは、周囲パネルやレンジフードなどがセットになっていたり、キッチン下部に冷蔵庫や洗濯機まで内蔵されたものもあります。

逆にコンロなどをオプションで外すことができるなど狭小ワンルームからオフィス用まで多岐用途、ターゲットに合わせて選ぶことができます。以前に比べてデザイン性も上がってきているので、魅力的な住宅設備機器としても検討の価値があります。

通路の圧迫感は視覚による影響も大きいので、ただの真っ白なキッチンにしたくない場合は、出っ張っているキッチン扉に色を入れるよりも、奥まっている壁をパネルやタイルでアクセントにすれば、玄関を開けた時の印象は断然グレードアップします。

窓があれば、吊戸収納ではなく棚をつけるのみで、明るさや抜け感を大事にしましょう。   最後に、都心の狭小1Kで最近見かけるのは、キッチンに洗面の機能を持たせて、洗面スペースや洗面台そのものを省略した物件。

壁にミラーをつける以外は、シンプルなキッチンであればあるほど生活感が軽減するので1Kタイプにはもってこい。(イメージパース) キッチン部分を造作するのもよいですが、ミニキッチンの下台だけを選んで採用してもよいでしょう。 無駄を省いて、居室へのワクワク感を高められる「通路キッチン」づくりは、まだまだ差別化の余地がありそうですね!  

 

IC21では

オーナー様のご要望を最大限に生かして、

予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。

リフォーム・リノベーションについても是非お問い合わせください