決め手のキッチン 人気の対面キッチン
3人以上のファミリー向け物件となると、「広めのLDKに対面キッチン」が物件選びの重要なポイントになることもあります。
ただし、広いLDKといっても対面キッチンに向いている間取りがあります。
まず一つ目、
キッチン廻りの通路に適度なゆとりがあること。(図解1)
二つ目は、
キッチンに立つ人とダイニングに座る人が会話しやすい配膳動線が短い距離感をつくれること。
最後三つ目は、
特に気をつけたい!
通路とキッチンサイズの関係。
無理に対面型にして
「キッチンが小さくなり、シンクとコンロの間の作業スペースが狭い」
「逆にキッチンが大きく、LDKのメイン通路の幅が狭くて家具の搬入ができない」
「キッチンスペース内が狭すぎて冷蔵庫の開閉が不便」これでは💦不便。
ファミリーが住むとなれば調理する機会は増えると考えましょう。
動線や調理スペースに加え、家電置きや食器棚などの置き場所も考えておきたいですね。
メーカーにより多少異なりますが、目安として195cm以上のキッチン幅があると、3口コンロと35cm程度のまな板が置ける作業台が確保でき調理しやすいでしょう。
少し小さいかなと思う場合は手前にカウンターを設けて調理中のサブスペースを作ると便利です。
間口が狭く細長いLDKの場合はL型のキッチンを取り入れても良いですね。
コミュニケーションがとりやすく一般的なのは、対面キッチンの正面にダイニングセットが置ける形です。
しかし、最近ではキッチン横にダイニングセットを配置し、キッチンを回り込まない配膳動線が良いという意見もあるので、LDKの形をよく見て工夫をしましょう。
実は色々な“つくり方”ができる対面キッチン。
最近の傾向として、
吊収納や下り壁を無くし天井までオープンなもの、
コンロ前の壁を透明素材のパネルにしたもの、
キッチン前の腰壁も低く、中にはカウンターを一体化したフルフラットタイプなど、
より開放的なものが好まれているようです。
そして、収納力、オプションパーツのコストや清掃性、メンテナンス費用も考慮した選定が必要です。
「とにかく見栄えの良い対面キッチンを!」ではなく、工事業者とも相談しながら、ターゲットや間取りにあった魅力的なLDKをつくりましょう。
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