IC21のブログ

2023/06/21

素材を知って人気の部屋をつくる 洗面台の機能を充実、新生活スタイルにも対応①

100人の女性インテリアコーディネーターIC21です。   

DIYから、表装リフォーム、スケルトン・リノベーションまで、内装変更への取り組み方は様々だと思いますが、やはり“人気の賃貸物件をつくりたい”気持ちに変わりはないはず。

そこで、改めて材料とその使い方を知って、保有物件を効果的に蘇らせるための、賃貸内装インテリアのモノ選びのコツを、実例写真を紹介しながら解説します。  

 

水回りは内見時の着眼点

水廻りは内見時に必ずと言っていいほど念入りにチェックされる場所。最近では、長引くコロナ禍の生活で手洗い・うがいをしっかりとすることが意識づけられています。

そこで、洗面スペースが使いやすいか、清潔に保つことができるか、さらに帰宅後すぐに使えるスペースであるかなどに着目する人も増えています。

単身者向けの物件などではまだまだ2点・3点ユニットバスの物件もあります。帰宅後まず手洗い・うがいをしたい人にとっては、独立した洗面台を設置するだけでも大きく差別化ができます。

シンプルな壁付タイプの洗面台なら限られたスペースにも新たに設置しやすいでしょう。(実例①)

 

玄関脇に設置した洗面ボウル

実例①シンプルなデザインの壁付け洗面ボウル

 

収納や掃除のしやすさも重要

ただ、洗面周りでは様々な細かいものを置く必要があります。

単身者向けであっても、ある程度の収納を備えた洗面台、例えばミラー収納や棚を設置するとより好印象になります。

収納キャビネット付きで間口50cm程度のものや、奥行きがコンパクトな洗面ボウルなどを選んでスペースを確保しつつ使いやすさアップもできます。(実例②)

 

単者向けミラー付き収納庫

実例②奥行37㎝の薄型洗面台

ファミリー層がターゲットであれば収納場所の多さも求められますが、洗面ボウルやカウンタースペースも広くとっておきたいところです。

家族の使用するタイミングが重なっても2人並んで使えたり、子供がいる家庭では水はねの汚れがカウンター以外の周囲を汚さずに済むみます。

(実例③)

ファミリー層に好評な収納力のある洗面台

実例➂充実した収納と幅広カウンター

また、扉のないオープン棚の使い勝手が良い場合もありますが、「ごちゃごちゃとして生活感が出てしまうのが嫌」「直接肌に触れる雑貨を清潔に収納したい」という人も多く、限られたスペースでも工夫して扉のある収納にしておくと良いでしょう。 清潔さにこだわる人も増えているため、清掃性やメンテナンス性の良さも重要です。

継ぎ目の無いカウンター一体型の洗面ボウルや、ハイバックカウンターなど汚れにくい形状の洗面台や、水栓が上部に取り付けられた洗面台などがあります。

各メーカーから掃除のしやすさに特化した商品が出ています。さらに動かすことや、伸ばすことあができるタイプの水栓なども、直接肌に触れやすい水回り設備をきれいに保てます。

  設置スペースに工夫を コロナ禍の生活では、帰宅してすぐに手洗い、うがいができたら理想的です。玄関回りや廊下のちょっとしたスペースなどに洗面台を設置してみてはいかがでしょうか。

帰宅後すぐの動線にあるため居室にウイルスなどを持ち込む前に手洗いができます。 子供の手洗い習慣づけや、来客があった場合いに気兼ねなく使ってもらえるなど、内見時にアピールできるポイントも増やせます。

スペースに余裕があるようなら、通常の洗面室内の洗面台にプラスして2つ目の洗面台としても良いでしょう。

玄関回り・廊下への設置は、やはりデザインも重視したいとこと。手洗い・うがいに特化した洗面台なら、カウンターの上に洗面ボウルを置くベッセルタイプもおすすめです。

コンパクトなスペース向けにボウル・カウンター・水栓カラーをそれぞれ選んで組み合わせることで簡単に玄関・廊下に馴染む洗面スペースを作ることができます。

  スペース上、1つの洗面台を居室以外に設置する場合は、手元の立ち上がりを低くしたり、ボウルのカーブ形状により使いやすさもアップさせるなど工夫された商品もあるので、スタイリッシュ且つ機能的な洗面台に仕上げることも可能です。 ターゲットに合わせて、まずは使いやすさや生活スタイルに即した機能面の充実を、さらにインテリア性も高めた洗面台にリフォームして、

内見時に一番のアピールポイントにしてみてください。

 

IC21では

オーナー様のご要望を最大限に生かして、

予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。

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