IC21のブログ

2024/02/07

こんな物件に一目ぼれ ストライプ・ボーダ

100人の女性インテリアコーディネーターのIC21です。

ボーダー柄で空間に奥行き感を出す!

ストライプ柄で天井をより高く見せる!

 

今回は、ストライプ(縦じま)とボーダー(横じま)です。

様々なところで使われている人気の高いストライプとボーダーですが、インテリア、それも壁紙に使うとなると一瞬躊躇する方も多いのではないでしょうか。

特にコントラストのはっきりとした色は難しいと思われるかもしれませんが、錯覚のテクニックを利用することで狭い部屋でも広がりや躍動感が出てお部屋のイメージががらりと変わります。

たとえば、縦方向のストライプは縦長に見える効果があることから、実際の天井高よりも高さを感じることができます。

縦長に見える壁面

縦長に見える効果がある

北欧がテーマのこの部屋では、一番広いリビングの壁面に白&ブルーのストライプ柄クロスを使用しました。

視界に入ってくる白色の比率が減ることでメリハリと高さを感じ、ブルーの彩度(色の鮮やかさ)が抑えられているため広範囲に使用しても圧迫感がなく爽やかな仕上がりになっています。

縦のストライプを使う場合、ピッチ幅の太いストライプを広範囲に用いると逆に部屋が狭く見えることがありますし、逆にピッチが狭いと目のチラつきの原因になることもあるので注意が必要です。どちらの場合も地色とストライプのコントラストを抑えて同系色に揃えることで回避できます。

横にのびるボーダーは奥行感を出し広がりのある空間を感じさせる効果があります。

ボーダー柄のクロスはストライプと比べると種類が少なく、最近ではストライプのクロスを横向きに用いているのをよく見かけます。

しかし、古い物件の場合は柱・床の傾きや下地の状況などで施工が難しいこともありますので工事業者さんとよく打合せてください。

 

玄関を入った瞬間に目に入るバス、パウダールーム側の壁一面に用いることで、部屋の奥に向かって広がりを生みだし、狭さを感じさせません。

注意点としてはストライプ同様、広範囲に用いると天井が低く見えることがありますが、どちらの場合も空間全体におけるバランスさえ気をつければ難しい事ではありません。

 

IC21では

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