まるっとリノベで、空室0(ゼロ)へ
1棟から1部屋まで。賃貸デザイン実例 —
第2回 古さと新しさの融合で共用部のグレードアップ
前回からスタートした新企画、よくある壁や設備を変える空室対策リノベだけではないアイディアを、対象物件の大きさごとに、ご紹介しています!
今回は、1棟をまるごとリノベした事例をご紹介。
再開発が進む日本橋エリアで、交通至便で抜群の立地の鉄骨造地上3階建。
ご自身も住居および店舗として一部を使っているビルのオーナーが、相続対策などの理由からリフォームをして賃貸住居として活用したいとのこと。
内装や設備は古く、かなり大規模な改装が求められる状況でした。
そこで部分残しなどするよりも、フロアごとにフルスケルトンでリノベーションをし、共用部には必要な設備を整え、長く賃料収入が得られるビルによみがえらせることになりました。 金融街も近いことから、SOHO・住居可能な単身からDINKSまでをメインターゲットに。間取りはワンルームと1LDKとしました。
外観は重厚感があるのでそのまま活かし、エントランスには宅配ボックスとオートロックの扉を追加。
内装はリビング一面に各部屋ごとにデザインの違う特徴的なアクセントクロスを施し、モダンなデザイナーズマンション風に演出。
床や建具は温かみを出すため、濃いめの木目調としました。それにより、壁や天井の白とのコントラストも強くなります。
いずれもネット上に掲載する際には、インスタ映えもし効果的です。
階段はSOHO使用を意識し、メリハリのある2色のカラーで塗り分け、シャープさとオシャレ感を演出しました。
古く重厚感のあるものと新しさを上手く組みあわせることで、ターゲットに沿った賃貸物件が完成し、結果すぐに満室になる人気物件となりました。1棟まるごととなると大掛かりな印象がありますが、こうしてターゲットにあわせて一部のグレードを上げる方法も効果的です。
IC21では
オーナー様のご要望を最大限に生かして、
予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。
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