まるっとリノベで、空室0(ゼロ)へ
1棟から1部屋まで。賃貸デザイン実例 —
第3回 空き家をコンセプトシェアハウスに
よくある設備や壁紙交換ではないリノベを、物件のサイズ別にご紹介しているこのシリーズ。
今回は、一戸建てをまるごとリノベした事例をご紹介します。
もとは5LDKだった木造一戸建てで、1階に和室2部屋+LDK、2階に洋室3部屋の間取りでした。
築33年であり、最寄り駅から徒歩15分と少し距離があることなどから、一戸貸しをしていたものの退去してしまい、1年以上も借り手がつかず、空き家状態だったそう。ファミリーをターゲットにするのは厳しいが、実は車等での空港へのアクセスがよい立地で、空港で働く人をターゲットにすればニーズはある!と判明し、周辺シェアハウスと差別化した女性専用のシェアハウスにリノベしました。
今女性に人気のセルフエステができる美容家電。
それらを自由に使えるセルフエステルームを1部屋用意することで、他にはない女性専用のシェアハウスになりました。
収支と居住性をふまえ、個室は6部屋を確保。水回りの位置は大きく変えず、3人が同時に使える3口IHのキッチンと、豊富な調理家電、ゴロンと横にもなれる畳ソファのあるダイニングリビングで、コンパクトながらも入居者同士が語りあえるスペースを。美容スペースとリビングスペースには、今回コンセプトとした“ナチュラルヒーリング”を感じてもらえるような、女性らしさと癒しを感じるアクセントクロスを施しました。
立地をベースに決めたターゲット層と、美容に興味のある女子、料理好きな女子にヒットしたようで、現在も満室稼働中とのこと。 空き家状態の物件があれば、立地を確認し、運営方法をプロと相談したうえで、今回のような特色のあるコンセプトシェアハウスを考えるのも、1つの方法かもしれませんね。
IC21では
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