立冬近くになって思うこと 香りが空間を耕す
香りが空間の「文化」を耕す時代が来ています♪
こんにちは!IC21です。
今日は昨日と変わって暖かい秋の晴れですね。
空気が爽やかで、深呼吸したいですね。
動きたくなる陽気です。
さて、2025年の大阪・関西万博では、香りによる演出がいくつものパビリオンで注目されました。
たとえば、イタリア館では「サンタ・マリア・ノヴェッラ」の伝統的な香り「ポプリ」が空間を包み、来場者をフィレンツェの歴史と美へと誘いだしました。
さらに、オーストラリア館ではユーカリの香り。深呼吸したくなる空間に。
チュニジア館では国花のジャスミンの香りに包まれる空間で迎えてくれました。
UAE館ではナツメヤシ、乳香(フランキンセンス)などの甘い香りで中東の伝統的な雰囲気を演出。
それぞれの国の風景や文化を香りで表現していました。
香りは、理性ではなく感情や記憶に直接語りかけるものなので、それぞれの国々の記憶として強く残っていくのでしょう。
感覚の旅。
実際に、日本企業のパビリオンでは、大阪の湾岸にいながら、高原の風を感じることのできるレストランが出展されていました。
だからこそ、オフィスやホテル、展示空間でも「香りの演出」が、これからの文化づくりの鍵になるかもしれません。
もしあなたが空間づくりに関わるなら、「香りで風景をつくる」という視点、ぜひ取り入れてみてください。
それは、見えないけれど確かに心を動かす、五感のインテリア。
目に見えないけれど、空間の印象や心の動きに深く関わってきます。
香りは、インテリアの「余白」にそっと寄り添い、空間全体の物語を完成させてくれるのです。
香りを選ぶことは、空間に「気持ち」を込めること。
それは、目に見えないけれど、確かに人の心に残る文化のかたちです。
香りという風景を添えてみませんか?
きっと、そこにしかない「記憶の庭」が育っていくでしょう。
愛着のある空間になること間違いなしです。

晩秋の街にただよう金木犀の香り
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