暮らしのキュレーション
「選び残す」暮らし──モノと記憶と、わたしの整え方
こんにちはIC21です。
師走になり、大掃除の季節でしょうか?
みなさま、どんな毎日をお過ごしでしょう・・・
子育てをしていると、気づけばモノが増えていきますね。
写真、絵本、おもちゃ、服、思い出の品々…。
どれもが愛おしくて、でも、すべてを抱えては暮らしていけない。💦
私は「捨てる」ことよりも、「選び残す」ことを大切にしています。
たとえば、家族の写真。
子どもが夢中になった絵本。
子育て中の私を支えてくれた言葉が詰まった本。
旅先で出会った建築やアートの写真集。
自然科学の本も、子どもと一緒にページをめくった記憶があるから、手放せない。
一方で、洋服は一枚買ったら一枚手放す。
植木は株分けして増えていくけれど、それもまた、命の循環のようでうれしい。
暮らしを「キュレーション」するということ
最近、「キュレーション」という言葉を知りました。
美術館のキュレーターが作品を選び、展示を整えるように、 私たちの暮らしも、モノを通して自分を語る場なのかもしれません。
ただ捨てるのではなく、
「今の私にとって意味があるか」
「これがあることで、心が整うか」
そんなふうに問いかけながら、モノと向き合う。
それは、暮らしの中の静かなキュレーション。
記憶を選び、感性を残し、空間に余白をつくる。
モノを整えることは、心を整えることと、どこか似ている気がしませんか。
すべてを持たなくても、すべてを愛せる
子育て中は、時間も手も足りない日々。
でも、だからこそ「何を残すか」を考えることが、 自分らしさを取り戻す小さな手がかりになる気がします。
「これは、わたしの暮らしに必要?」
「これは、わたしの感性に響く?」
そんな問いを重ねながら、 今日も少しずつ、暮らしを整えていきたいですね。
すべてを持たなくても、すべてを愛せる。
それが、「選び残す」暮らしなんだと感じるこの頃です。
さあ、今日は、クリスマスイブ。
サンタさんがギフトを抱えてやってきますね🎅
メリークリスマス♪

6メートルにもなるもみの木
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