感謝を込めて
【野球の原点と、IC21の原点と 一年の計】
きょうは、12月26日。
街はクリスマスの余韻を残しながら、年の瀬の静けさへと移り変わっていきます。
みなさんは、この日は、何の日がご存じですか?
日本のプロ野球が最初の一歩を踏み出した日でもあります。
1934年、冬の東京で「大日本東京野球倶楽部」が誕生し、米国チームと対戦しました。
このチームがのちの読売ジャイアンツ。
現在のプロ野球リーグと繋がっていくのです。
チームには、今も語り継がれる伝説の投手——沢村栄治の姿がありました。
剛速球を武器に、来日したメジャーリーガーたちを相手に堂々と立ち向かった若きエースです。
彼の投球は、当時の日本人にとって“夢”そのものであり、野球が単なる娯楽を超えて、希望や誇りを託す存在へと変わっていくきっかけとなりました。
その思いを表すように、沢村選手の名は、今も「沢村賞」としてプロ野球界に息づいています。
ただの記録ではなく、積み重ねた努力と、時代を超えて受け継がれる志の象徴になっているのですね。
一年を振り返ると、私たちIC21の仕事もまた、同じような営みだったように思います。
目に見える美しさだけでなく、そこに流れる空気や、過ごす人の心の動きに寄り添うこと。
それは、私たちが日々積み重ねてきた経験と対話の中でしか育たない感性です。
だからこそ、お客様のこころの動きに、より深く、より静かに寄り添えたのだと思います。
この一年間、たくさんのご縁に恵まれたことに、心より感謝申し上げます。
来たる年も、日々の暮らしにそっと寄り添えるような空間づくりを、丁寧に重ねてまいります。
どうぞ、あたたかな年末年始をお過ごしください。
来年も変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。
追伸 来年2026年にはWBCが開催されます。2023年の感動をもう一度!と期待が膨らみますね。

IC21事務局
