オリンピックに寄せて、国ごとの空間づくり ”その国らしさ” ノルウェー
こんにちはIC21です。
オリンピック、真っ最中です。
わたしも、チームジャパンの活躍に目が離せません!
そこで今回は、各国の選手たちへのリスペクトを元に、普段の生活、その国の文化にちょっと触れてみたいと思います。
オリンピックでは、 多様性と共生 がテーマ。
世界の美意識を知る旅としてお付き合いください!
まず、私がとても興味を持ったことは、各国のインテリアの目的や価値観。
暮らし方も気候も異なる地域の人々は毎日をどのように彩っているのでしょう・・・・
それでは、今回はノルウェーを深堀してみましょう。
Friluftslivとノルウェーの空間美
──自然とともに生きる哲学が育む、しなやかな強さ
こんにちは、IC21です。
オリンピックが盛り上がる中、ノルウェーの選手たちの活躍に目を奪われた方も多いのではないでしょうか。
特にバイアスロンで圧倒的な強さを見せるヨハネス・ティンネス・ブー選手の姿は、まさに“自然と一体になる力”を体現しているようでした。
その背景には、ノルウェーに根づくFriluftsliv(フリルフスリーヴ)という哲学があります。
Friluftslivとは?
Friluftslivとは、直訳すると「自由な空気の生活」。
自然の中で過ごすことを通じて、心と身体を整え、人生を豊かにするという考え方です。
これは単なるアウトドア活動ではなく、自然と共に生きる“心の姿勢”。
ノルウェーではこの精神が、教育や暮らし、働き方にまで深く根づいています。
自然を恐れず、敬い、受け入れる
Friluftslivの考え方を知ったとき、私はふと気づきました。
自然は美しく、時に厳しい。 だからこそ、私たちは自然に対して謙虚でいられる。 そして、人に対しても、もっとオープンでいられるのかもしれません。 自然は時に脅威にもなりうる。そう思えば、人間の多様性や違いは、むしろ受け入れやすいのではないでしょうか。
この感性は、ノルウェーの人々の穏やかさや、しなやかな強さの源なのかもしれません。
暮らしに息づくFriluftslivの精神
この哲学は、ノルウェーの空間づくりにも静かに息づいています。
光を迎え入れる大きな窓
長い冬を明るく過ごすために、自然光を最大限に取り込む設計がされています。
自然素材の温もり
木、石、ウール、リネンなど、触れて心地よい素材が空間に豊かさをもたらします。
“コーシェリ”な居場所
暖炉の火、キャンドルの灯り、ブランケット。家族や友人と過ごす時間を大切にするための、くつろぎの舞台が整えられています。
内と外のつながり
テラスや窓辺のベンチなど、自然とつながる場所が日常の中に溶け込んでいます。
ブレボ選手に見る、Friluftslivの体現
ブレボ選手のようなノルウェーのアスリートたちは、幼い頃から自然の中で遊び、学び、鍛えられてきました。
自然を恐れず、受け入れ、楽しむ力が、競技の中でも発揮されているのです。
「自然は敵ではなく、仲間である」── そんな感性が、ノルウェーの空間づくりにも表れているのかもしれません。
Friluftslivは、自然との関係を通じて、自分自身や他者との関係を見つめ直す“心のレッスン”。
ノルウェーの空間には、その哲学が静かに、けれど確かに息づいています。
次回は、また別の国の“暮らしの美意識”を旅してみましょう。 世界の空間をめぐる旅、まだまだ続きます──🌍✨
