IC21のブログ

2020/08/24

テナントリテンションの発想を!~長く住んでもらうための工夫 「安心して暮らせる賃貸~健康・安全~」~前篇


IC21のKobayashiです。

夏休みも残すところ1週間あまり。

暑さと日差しに疲れつつも、夏が終わるのはさみしい…感じです。

『さて、今回は賃貸物件のリフォームのシリーズのご紹介です。(by:IC21一瀬のぞみ)

賃貸の物件に長く住んでもらえるには、どうしたらいいか…について

今回は入居者が健康的に、そして室内で安全に過ごせるという観点から“安心”を考えてみます。

無垢材や漆喰・珪藻土のなどの自然素材が 「健康建材」と呼ばれ、体に優しくニーズが高いことはご存知の方も多いと思います。

最近は自然素材以外の健康素材も登場していて、健康志向でなくてもあったらいいかもと思う人は増えています。

ただ、賃貸住宅にそこまでのコストや手間をかける必要はないだろうと考えるオーナーさんも多いのも事実。

今回はその中でも取り入れやすいものや差別化になるものをご紹介します。

安心して暮らせる賃貸とは
安心して暮らせる賃貸とは

「エコカラット」という商品はよく耳にすると思いますが、湿気の吸放出(カビ防止)・臭いの吸収・有害物質の吸着低減といった機能があり、シックハウスの原因物質の代表格ホルムアルデヒドの低減率は、珪藻土よりも高い数値を示しています(LIXIL調べ)。

さらに色やデザインが豊富で、光の印影なども楽しめお部屋の装飾としても効果的。

ただ意外と知られていないのが、その効果を発揮する推奨面積です。

施工する部屋の床面積の1/4以上を使わないと効果が少なく、また空室中も適度な換気は必要です。

エコカラット+機能クロス
エコカラット+機能クロス

最も手軽なのが、各メーカーから出ている「機能性クロス」

普通のビニルクロスのように貼るだけで、防カビ・抗菌の他にも抗アレルギーなど様々な機能を発揮するというもの。

以前より色柄も増えてきていますし、商品単価・施工・メンテナンス面からも他の素材より低コストなので、お部屋の用途に合わせてデザイン性も出しながら取り入れやすいでしょう。

少しハードルが高くなりますが左官材(漆喰・珪藻土)は、見た目が明らかに違うので内覧者もその違いは気づきやすいです。

しかし中には、合成接着剤が含まれた材料で施工場所や住環境によってさらにカビが増えたという事例も。

逆に接着剤を使わずすべての成分を無機素材にこだわることで、機能性は落とさず進化を遂げた商品もあるのでよく吟味することが必要です。

DIY流行りの昨今、左官材と施工キットを合わせたDIYセットなども販売されていますので、オーナーさんご自身の施工で風合いとともに心のこもった気遣いを表現してはいかがでしょう。

次回はバリアフリー&間取についてご紹介します。