IC21のブログ

2022/08/27

ガラスアートのアトリエにて

こんにちは!100人の女性インテリアコーディネーターIC21のichinoseです。

 

先月と今月はショールームやインテリアショップなどに行った際の感想などをご紹介してきたのですが…今週は、業務に追われて新たなご案内ができず💦

以前、表参道のビルオーナー様のご依頼で、知人のガラスアート作家の柴田さんをご紹介した時に尋ねたアトリエの紹介をします。

 

ガラスアート工房

個展から戻ってきた作品たち

以前もブログで詳細お伝えしましたが、そのアトリエは大きな作業台と、今では手に入らないというクラシックガラスや唯一無二の模様が入った輸入ガラスなどが所せましと置かれて、さらに柴田さんがすぐに制作にとりかかれるように自身で加工したガラスピース・粒などが、色別大きさ別に保管されていました。さらに奥には、個展の展示から戻ってきた作品や試作品などが並び、照明により様々な陰影やきらめきを生み出していました。

自然(特に細菌研究がご趣味とか⁈)が大好きな柴田さんは現在、長野にアトリエを移してしまわれましたが、とにかくそこは魅力的な空間でした。一人で画板に向かうアトリエでもなく、造形アートのような工房でもなく、PCや3Dプリンターのような最新型スタジオでもなく、、、ただ、間違いなく何か美しいものが生まれるワクワク感が漂う場所。

ガラスアート工房

色とりどりのガラスアートがいっぱい

ガラスアート工房

光によって繊細きらめくガラスたち

ご依頼によってはステンドグラスの制作も行うようですが、柴田さんの旅や様々なインスピレーションから作られたオリジナリティ溢れる作品が贅沢に陳列されています。

打合せの際は、ガラスのピースやカットサンプルを使ってお客様のイメージや色調のバランスを探っていらっしゃいましたが、世界でも貴重になってきた赤いガラスを取り巻く環境問題や、ガラスピースのつくり方や研磨の方法などを教えて下さり、見学に来ていたオーナーも急遽、ガラス加工の体験をさせてもらったり…。その場に同席した私たちも含めお客様としてはこれから出来る作品への期待感が益々拡がり、作家さんはお客様の要望を収集できる大切な時間となっているようでした。(出来上がりは、事例紹介をご覧ください♡)

 

ガラスアート工房

色とりどりのガラス片を使って打合せ

 

アトリエでの見学や打合せを経て、お客様が満足のいく自分だけのアートを手に入れられ、それがインテリアとして光を得て展示されたのを見ることができたことはとても貴重な体験でした。さらに試作品をお客様のご厚意でいただいたので、今でも人形町事務所に小さく展示させてもらっています。

ガラスアート工房

表参道ビルの試作品をもらい受け弊社て展示

 

IC21では、インテリアに大きな要素のひとつでもあるアート作品や、アートを建築デザインに組み込むアイディアやコーディネートも行っています。

ぜひお気軽にお問合せくださいね。