IC21のブログ

2020/02/07

空室理由から考える!~デメリットを魅力に変えるポイント  「エレベーターなしの5階建て」~後篇

バルコニータイルと家具の組み合わせ

バルコニータイルと家具

 

上階の魅力といえば日当りの良さと眺めの良さです。これらのポイントを更に伸ばすことで部屋を通常より魅力的に感じてもらえるはずです。例えばバルコニーでのガーデニングをしてみたいと思う女性は多いです。でもベランダが古びた印象ですとガーデニングで素敵にできる想像をしてもらいにくいです。そこで一工夫できることがウッドデッキ風に見せること。ホームセンターなどで購入し、オーナーさんがDIYするのもよいですが、風で飛ばされたりすることのないように充分気をつけましょう。内見の際だけでも屋外用チェアを置いておくと、夢を膨らませて前向きに検討してもらえる材料になりますよ。

 

 

エントランスや外装はターゲットを意識する

どんなにEVなしの上階を魅力的にしても、物件自体に魅力を感じてもらえないと住んでもらえません。特にエレベーターのない4階以上を選ぶのは20代〜30代の若者が多いでしょうから、若い世代に好まれるような演出を考えると良いでしょう。例えば、敷地境界の壁をコンクリートブロック積みのままにせず、明るい塗装を施したり、間接照明を取り入れることで印象がグッとお洒落になります。

エントランス モニュメントと照明で演出

エントランス モニュメント+照明

 

もし外装の塗り替えのタイミングが近いのであれば、ブラックを活かしたカラーリングも若者受けが良いのでお勧めしたいです。外装は黒や濃紺にし、軒下や廊下は白。扉はグリーンやオレンジなどにしたコントラストをを効かせることで若者向けのモダンな印象にすることができます。マンション名の表記や階段などのサインプレートもデザインを変えて貼るだけでお洒落なアクセントにすることができます。若者が好む流行りのカフェのロゴなどを参考にすると良いでしょう。

ファミリーやカップルが部屋を決める際の決定権は女性にあることが多いです。男性に比べ足腰の弱い女性がここにしたいと思うには清潔感と友達を呼びたくなるようなお洒落な一工夫が効果的です。エントランスに余裕がある場合は待合スペースを設け植物を植えるのも良いでしょう。買い物から帰ってきて重い荷物を上げる前に一息つけたり、少し自慢できるような空間があると人を招きたくなり、マンションへの愛着が湧き、契約更新にもつながります。

 

デメリットを気にせず上階のメリットだけに目を向けて部屋を探している人は必ずいます。その人にここだ!と思ってもらい、長く愛してもらうための一工夫を是非取り入れてみて下さいね。

 

 

谷内口亜季

<プロフィール>

インテリアコーディネーター

整理収納アドバイザー1級

マンションのリフォーム、民泊・個人宅のインテリアコーディネートを手がける。