IC21のブログ

2016/11/18

賃貸住宅の空室を防ぐ!【カラーだけでこんなに変わる!】②

こんにちは!IC21です。

前回に続き、賃貸住宅の空室を防ぐポイントとして、

カラーだけでこんなに変わる!をお伝えします♪

 

白やアイボリーだけでは戦えない。クロスの本当の実力

 

色を使った内装デザイン以外に、『柄クロス』を使うことで、より印象的な空間をつくることができます。お手入れが簡単で、コストがかからなくて、色ムラが少ないから・・・という理由でクロスを選んでいるオーナーは多いのではないでしょうか?しかし、クロスの魅力は、この“柄”にあります。

以前は柄クロスと言えば、小さな花やストライプ柄が多かったのですが、最近は各メーカーから、バラエティに富んだモノが登場しています。

これはちょっと奇抜すぎない?!というような柄も、部屋内に出てしまった柱部分に貼れば、遊びゴコロある空間に。実際に、「この柱がいい!」と言って決めてくれるユーザーがいらっしゃいました。派手な柄クロスをうまく使うコツは、写真のように少ない面積にアクセントとして貼ることです。

 

1000番クロスの中にも多種多様な柄クロスがありますが、よりデザイン性の高いモノですと、やはり輸入クロスがオススメ。大きな花柄やダマスク柄、カラフルなストライプ柄やボーダー柄など、日本メーカーには少ない色・柄がそろっています。今、韓流ドラマにはまっている女性たちの間でも、大柄のクロスや色を上手に使ったインテリアが話題になっていますから、海外のホテルやドラマに登場する部屋に憧れるユーザーなら、そのクロスに一目惚れするはず!寝室の壁一面やLDの袖壁部分などに貼るだけで、インパクトのあるオシャレな空間になります。最近は各メーカーの高級クロスのカタログにも輸入クロスが数多く掲載されるようになりましたので、そちらもチェックするとよいでしょう。

また、柄クロスは壁一面にだけ使うのではなく、組合せで使うとより効果的です。先ほどご紹介した『梁と壁』での色分けを、『柄クロス×無地の単色クロス』でアレンジすると、カラーで切り分けるよりさらに動きのある、デザイン性の高い空間に仕上がります。LDKから洋室へ入る壁面は、この手法が一番活かせる部分です(写真は袖壁を柄クロス、梁とダイニング壁面を無地単色クロスに)。色を選ぶときには、柄クロスにある1色を選ぶと、その組合せにミスマッチが起きないので、チャレンジしてみるとよいでしょう。

 

 

壁だけじゃない!床にだって色を使ってもいい。

ここまでは、壁面にカラーを用いて印象的な空間を作る方法をご紹介してきました。原状回復のタイミングで多くのオーナーが貼りかえるクロス。

せっかくなら、そのタイミングで内覧時にインパクトある内装デザインにできれば、という発想でした。

しかし、「人気のない間取りが原因で、ずっと空室が続いている・・・」と悩んでいる物件でしたら、間取りを変更するリフォームでガラッと印象を変える必要があります。

 

通常であれば、細切れの間取りを1LDKやワンルームなどに変更し、今や時代遅れとなりつつあるミディアムブラウン色の床材を、より明るいナチュラルカラーのフローリングまたはフローリング柄のフロアタイルに変更するケースがほとんど。しかし、ワンルームや1LDKくらいのお部屋でしたら、よくあるフローリング調床材を使うのではなく、色を取り入れるのもオススメです。例えば、若い男性をターゲットにするなら、赤×黒でアーティスティックな雰囲気や、グレー×黒でモノトーンのクールな雰囲気に。女性なら、白をベースにピンクを使って可愛らしさをプラス。

若いころにしか住めない、オシャレな空間を提供することで、ユーザーが友達に自慢したくなる部屋になり、この物件の魅力が生まれます。フロアタイルは、豊富な色・柄を活かして、組合せて様々な雰囲気を作ることができます。さらに、フローリングに比べてコストを抑えられるのも嬉しいトコロ。色の配分に注意して貼らなければならないので、施工業者からは面倒・・・と言われがちですが、そのひと手間が、他にはない魅力ある部屋をつくるポイントと言えそうです。