IC21のブログ

2021/03/26

実例に見る!内覧者にピンとくるデザイン ~賃貸リフォームデザインのポイント~「発想の転換、入居者層を変えるデザイン」~外装・共用部 ~ポイント&オーナーズボイス編


IC21のKobayashiです。

今回は賃貸リフォームのデザインのポイント紹介シリーズ。

「発想の転換、入居者層を変えるデザイン~外装・共用部」の後編に続き

「魅せるポイント」や、オーナー様の声をお伝えします。

今回物件のコンセプトは

「テナント付き3階建てマンション

[ こだわりの魅せるポイント]

デッドスペースを照明+α効果で魅力ある空間に

ゴミのたまりやすい階段下が、グラフィックと照明で演出されて変身
ゴミのたまりやすい階段下が、グラフィックと照明で演出されて変身

入口扉を入ってすぐにポストがあり、

階段下の狭い部分はデッドスペースに。

掃除もしにくく、

開けっ放しになる時間も多かったことから、

まめに掃除をしても、新聞やチラシ、

ほこりなどのごみが散乱しがちでした。

そこで思い切ってポストは扉の外へ出し、

海外の街路に立つ道案内風のオブジェを固定、

壁にはオレンジ色の街路灯風な照明を、

床には外から繋がるモノトーンのタイルを敷き、

カフェのようなエントランスを演出しました。

続いて[Owner’s Voice]をご紹介***

空室が出るたびに和室を洋室にリフォームしてきましたが、

新しい方が内覧に来ても中々決まらず。

入ったとしても定着せず、

どこまで修繕していいのか、相談したところ、

せっかく大規模修繕で塗り替えるなら、

全体のイメージをワンランク上げて

家賃を上げませんか?との提案が。

なるべくコストは抑え古くなったところを徐々に修繕して、、、

程度に考えていたので、

賃料アップなんて想定外の答えに

最初はびっくりしました。

その後、時間をかけて話を聞き、

提案書を見ているうちにイメージが膨らみ、

いける!と確信しました。


さほど費用をかけなくても、

ちょっと手を加えるだけで、

全く別の空間になったのには驚きでした。

室内はもちろんですが、

今の時代エントランスの印象や

セキュリティ対策はとても重要なポイントですね。

結果、入居者層も徐々に変わり、

家賃アップしても、

空室なしで大満足しています!

次回の賃貸リフォームのデザインのポイント紹介シリーズの回でも

内装・間取り編として和室から洋室に変える際の工夫や、

収納の活かし方など一緒に見ていきたいと思います。

 

***

IC21では

オーナー様のご要望を最大限に生かして、

予算にあった「差別化できる」リフォームを実現。

リフォーム・リノベーションについても

是非お問い合わせください。