IC21のブログ

2022/07/13

脱・定番リフォーム 発想の転換で築古物件がよみがえる  隣り合う空き物件を思い切って合体!①

100人の女性インテリアコーディネーターIC21です。

「なるべくコストをかけずに、空室を減らす!」 賃貸住宅リフォームの永遠の課題にとり組むための “発想転換”のきっかけと、デザインのアイディア実例をご紹介します。

時代とともに変化する住宅ニーズを敏感にキャッチして、築古物件をよみがえらせましょう‼    

 

[発想転換] 

単身者向け物件を2部屋合体させて即入居へ

  1Kやワンルーム住戸でいつまでも入居が決まらない物件の場合、立地ニーズやターゲットと間取りがズレているとか、同様の間取りのライバル物件が多数あって差別化が必要なのかもしれません。

そんなデメリットを解消するために発想の転換をしてみましょう。建物の構造に問題がなければ住戸間の壁を抜いて、玄関は別々でも室内は繋がっている1つの住戸にするという方法も考えられます。

この物件のメリットは、玄関は2つあるけれど、室内は繋がっているという点です。そのメリットを生かした住戸プランを紹介します。  

 

[アイディア実例] 

間取りの変更で、ターゲット層を拡大&差別化!

『居住用+SOHO用に』

ここ数年SNSの普及が後押しをし、SOHOを営む女性が増えています。

職場や家庭環境に悩む方へ向けてのカウンセリングや占い、大手化粧品メーカーやリラクゼーショングループ、結婚相談所などの企業に所属しつつ、自宅サロンを開設するという方も多いようです。

さらには、事務所を構えて会社を営むほどではないけれど、自分のスキルを活かして社会貢献をしたい。起業を考えている。自宅は人に見られたくないけれど、ちょっとしたサロンが欲しいという方も目立ち始めています。

そういった方をターゲットに絞った住戸はこれからの時代のニーズに答えた物件になるのではないでしょうか。

  最近は、料理研究家として時短料理やアイデアレシピなどをSNSにあげて有名になっている方が多くいらっしゃいます。中には出版までされている方もいますね。

そういった方が料理教室を開催する場合には、玄関が2つあり、片方の玄関は直接キッチンへ入れると、使い勝手が良いですね。

このように玄関を別にすることで、自宅サロンでありながらもプライベートを見られることがない、自宅サロンに思われないというのは、プチ起業家やSOHOを営む方にとっては、大きな魅力になります。  

 

 

それでは、具体的なリフォームを考えてみましょう。

  まず浴室・トイレは1か所で十分ですね。

間取図

実例①隣り合う2戸を居住用とSOHO用に

 

SOHO会議室

実例②SOHOサロンとして

 

  もう1つの水回りはプライベート用のウォークインクローゼットなどの広い収納庫にしても良いですし、仕事のストックヤードや書類庫、広さによっては小部屋としてPCスペースなどにも利用できます。(実例①、②)  

もし、3点ユニット(浴室とトイレが一緒のユニットバス)の間取りで水回りは隣接している住戸と隣り合っている場合は、このスペースを合体させて、浴室・トイレ・洗面所別の住戸にしては如何でしょうか。

 

水回り

実例➂水回りを独立させて使いやすく

 

長年3点ユニットで入居者に悩まされてきた賃貸オーナーにとっては悩み解消にもつながりますね。(実例③)  

 

『2DK・2LDKのファミリー世帯住戸に』

子供がいる世帯にとって、玄関が2つあるというのはとても便利です。

家族用の玄関と、来客用の玄関という考えで分けることは、物件の魅力の1つになります。

家族の玄関には、子供が小さい頃にはベビーカーを置き、大きくなるにつれて、自転車、外遊びのおもちゃやボール、スポーツ用品などと、置くものは変わっていきますが、共用部に物を置くことが難しい住戸では、2つめの玄関は活躍をします。ゴルフ道具やウインタースポーツ用品など、大人の趣味グッズも家族用玄関に収納することで、来客用の玄関はスッキリと使いやすいスペースとなります。

  この場合のリフォーム計画としては、①の『居住用+SOHO用に』と同様で、浴室・トイレ・洗面台などの水回りは1か所にまとめ、その分の空間を利用して、ウォークインクローゼットや子供部屋などの小部屋をつくることができますね。

キッチンは1か所で良いので、2台分のキッチンスペースを1台分にすると、流し台はファミリーサイズに大きくさせることができます。  

間取図

参考①2戸を1戸にまとめてファミリー向けに

このようなリフォームで、単身者をターゲットとした住戸からファミリー層をターゲットに変えて、入居率UPに繋げてみては如何でしょうか。(参考:①)

 

『2つ目の玄関は勝手口に』

昔ながらの一戸建ての場合は、玄関の他に勝手口がある家も多く見受けられます。

台所への荷物の運び入れやゴミ出し、風通しなどを考慮した間取りですが、同じ考え方で2つめの玄関は、キッチンに隣接させた勝手口にするというのも物件の魅力につながりますね。

買い物から帰宅し、食品をすぐに冷蔵庫にしまえれば、家事動線が短くなります。災害の多い近年ですと、非常口という考え方としても有効ですね。

 

このように、時代の変化と共に地域に暮らす方の年齢層や人数が変わったことで入居者が決まりにくくってしまった物件であっても、2住戸を1住戸に合体させて魅力的な物件にリフォームすることができます。

なんとなくどこにでもある一般的な間取りよりも、ターゲットを絞った画期的なアイディア物件の方が、入居者にとってもオーナーの想いが伝わる魅力的な物件に感じます。

隣り合う空き住戸を思い切って合体させるというアイディアをご検討されてみては如何でしょうか。  

 

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